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多糖の未来フォーラム

「多糖の未来フォーラム」を毎年1回、開催しています。

 
主催 日本化学会(糖鎖化学研究会)、日本応用糖質科学会、セルロース学会、日本キチン・キトサン学会、シクロデキストリン学会
趣旨 多糖は人類存続にとって必須の生活資源である。この度、関連学会が手を相携えて、「多糖の未来プロジェクト」を推進することを決意した。地球規模でのバイオマス資源としての多糖をいかに活用するか、また多糖に期待できる多様な機能をいかに探求していくかにとくに焦点を当てて、学術と産業における活動を進めていくことになった。このような多糖の資源活用と機能探求は、持続可能資源、バイオマス、グリーンケミストリー、生分解性ポリマー、バイオプロセス、バイオケミカルズ、さらには食と健康などの現在進行中の戦略に立脚するとともに、これらを包括して多糖の未来を見据える戦略である。また、このような多糖資源は広い意味での「糖鎖」の一つの側面である。すでに、「糖鎖科学プロジェクト」が生体内の糖鎖機能の解明からシステム糖鎖生物学の統合を目指して、ライフサイエンス分野の最重要課題として活発に展開されている。今回提案する「多糖の未来プロジェクト」は、「糖鎖科学プロジェクト」と並んで、糖鎖の両輪となるべきものであり、人類の豊かな生存に向けて、両者が協力し合って我が国の学術と産業をより活発に推進させていくべきであるとの認識に立脚している。なお、ここで取り上げる「多糖」は、関連するオリゴ糖や単糖を包含する広い概念として捉えていただきたい。
(以上は、2007年開催の「第1回 多糖の未来シンポジウム」に寄せられた趣旨です。)

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