news

2024年度 森林総合研究所 公開講演会

2024-08-30 お知らせ|共催・協賛・後援|2024年

2024年度 森林総合研究所 公開講演会                  「生物機能を活用した木材の利用 ―酵素および微生物機能を活用した木材の新しい利用技術―」


木材は我々の身近な資源として古くから活用されてきましたが、近年、新たに地域振興に貢献する資源として、また化石資源に替わる再生可能資源としての期待が高まっています。今回の公開講演会では、これらニーズに対応する研究開発例として、微生物や生物が作り出す酵素を活用した木材の新しい利用法の開発と地域の木材資源をバイマスエネルギーとして利用するための研究成果を紹介します。

 
日 時 2024年10月2日(水曜日)13時00分~16時30分(12時30分受付開始)
場 所 一橋大学 一橋講堂 (東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2階)
主 催 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
後援 一般社団法人日本森林学会 、一般社団法人日本木材学会、セルロース学会、紙パルプ技術協会、
一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会
プログラム

13時00分 開会挨拶

13時10分 講演

  • イントロダクション —森林総合研究所の木質バイオマス利用研究—
    研究ディレクター 久保 智史
  • 世界初「木の酒」の製造技術
    木そのものを糖化・発酵して造る「木の酒」
    樹種で違う「木の酒」の香り、「木の酒」はおいしい?
    新産業創出を目指した社会実装への取り組み
    森林資源化学研究領域 主任研究員 大塚 祐一郎
    森林資源化学研究領域 主任研究員 森川 卓哉

14時20分 ポスター発表(休憩)

14時50分 講演

  • 酵素の機能を活用したセルロースナノファイバーの製造と利用例
    森林資源化学研究領域 多糖類化学研究室長 下川 知子
  • 微生物の代謝機能を活用したリグニンのポリマー原料化
    森林資源化学研究領域 研究員 荒木 拓馬

15時50分 パネルディスカッション

16時25分 閉会挨拶

 

【ポスター発表】

  • 木質バイオマス発電事業の現状と課題(東北支所 久保山裕史)
  • ヤナギ超短伐期施業による木質バイオマス生産技術研究(森林災害・被害研究拠点 髙橋正義)
  • 木質バイオマスを使った発電の仕組みとその課題(森林資源化学研究領域 髙田依里)
  • 燃料用木質バイオマスを効率的に破砕するためには(木材加工・特性研究領域 藤本清彦)
  • 木質バイオマスのガス化炉内で形成する固化物(クリンカ)の抑制技術(木材加工・特性研究領域 小井土賢二)
  • ガス化CHPの燃料チップ製造工程で発生する樹皮の化学成分を活かした利用技術(森林資源化学研究領域 橋田光)
  • 木質バイオマス発電の事業採算性評価ツールの開発(木材加工・特性研究領域 柳田高志)
  • 林木育種センター
  • 森林整備センター
  • 森林保険センター
参加申込方法 参加料無料/事前登録不要
イベントURL https://www.ffpri.affrc.go.jp/event/2024/20241002ffprilec/index.html

問合せ先

森林総合研究所 企画部広報普及科広報係

Tel:029-829-8372       E-mail:kouho@ffpri.affrc.go.jp

HOME